深津式プロンプト・1
確率的につなぐ
Note株式会社、CXOの深津貴之さんが考案したとというプロンプトですね。
ChatGPTの命令文が、スゴイ便利だということで話題になったものですね。
ChatGPTは手前の文に「確率的」に、繋がりそうな文字を繋げていくAIである とのことです。
例として挙げられていたのが
「むかしむかし」ときたら次は「あるところに」という風に思い浮かびますよね。
これの連続だということです。
むかしむかし ⇒ あるところに ⇒ おじいさんとおばあさんが ⇒ いました
このように皆が思うような言葉の連想で繋がっていくようですね。
なので、この仕組みを理解した上で、ChatGPTに答えを出してもらうように
プロンプトで指示をするのが良いということです。
プロンプトの紹介
正直、プロンプトと言っても難しいですよね
そこで活用出来るのが、この深津式プロンプトになります
#命令書: あなたは プロの編集者 です。 以下の制約条件と、入力文をもとに 最高の要約 を出力して下さい。 #制約条件: ・300文字程度で書くこと。 ・小学生にもわかりやすく書くこと。 ・重要なキーワードを取り残さないこと。 ・文章を簡潔にすること。 #入力文: ここに、入力文章を書く #出力文:
上記をコピペして緑の太字部分を変更すればOKです。
ポイントとしては以下の6点です。
動画で紹介されていたものです。
- ロールを明確にしておくこと
- 入力から出力を作る、ということを明確にする
- 何を出力するのか?を明確にしておく
- マークアップ言語を使用して、本文ではない部分を明確にする
- 命令を箇条書きにして明確にする
- いろいろな言葉で、AIが出力するであろう空間を限定していく
ChatGPTにしっかりと役割を与えた上で、出力するものを明確に指定する。
このあたりが重要になってくるようですね。
実際にやってみた
![](https://ctrs-jp.com/wp-content/uploads/2023/04/image-8.png)
きっちりと制約通りに返してくれますね。
もっといろいろと検証してみないと分からないかもしれないけど
限定してあげるほうが、求めてる回答を出してくれるような気がしますね。
これは私の例を見るより実際に試してもらった方が良いと思います。
ご自身に合った内容で試してみて効果を実感してみてくださいね。
深津式プロンプト・2
情報を提供する
今度は必要な情報をこちらからChatGPTに与えてあげて
最良の結果を導き出してもらう方法です。
こちらから入力して回答をもらうという1ターンで終了するのではなく
継続して会話を繋げていくことによって
最良の結果に近づけていくという感じですね。
![](https://ctrs-jp.com/wp-content/uploads/2023/04/ba2f52fdfee8444218696283c966b532.jpg)
こんな感じで会話して進めていくんだね
![](https://ctrs-jp.com/wp-content/uploads/2023/04/88ac4f2271cd17a8732afe4d21c34d37.jpg)
そうだね、対話型AIと言われてるから
一方的な質問じゃなくて対話するほうが向いているのかも
実際にやってみた
![](https://ctrs-jp.com/wp-content/uploads/2023/04/image-9.png)
これ良いですね。
目的に合わせて質問をしてもらって、どんどん欲しい情報をもらえる気がします。
こちらも色々な場面で役立ちそうなのでぜひ覚えておいてくださいね。
私が実際に使っているプロンプト
個数を指定する
アイデアを出してもらう時とかに、使えるプロンプトです。
人が集まって打ち合わせをしてもなかなかアイデアって多く出ないものです。
でもChatGPTなら迷うことなく、指示した個数を簡単に出してくれます。
これを 深津式プロンプト にあてはめて試してみました。
![](https://ctrs-jp.com/wp-content/uploads/2023/04/image-10.png)
どうでしょうか。これ自分ひとりで考えたらなかなか20個出ませんよね。
使えるかどうかは別としても、参考にはなると思いますし、オススメです。
残り物で晩御飯を考えてもらう
![](https://ctrs-jp.com/wp-content/uploads/2023/04/ba2f52fdfee8444218696283c966b532.jpg)
今日の晩御飯は何にしようかな
冷蔵庫にはたまご、厚揚げ、サラダチキンしか無いなー
![](https://ctrs-jp.com/wp-content/uploads/2023/04/0da0476a5aa56b71d27f6988a9428186.jpg)
うーん、何作れるんだろう?
ネットで検索しても他の材料が必要なものばかり出てくるしねー
と、こんな時こそChatGPTの出番です。
![](https://ctrs-jp.com/wp-content/uploads/2023/04/image-11.png)
どうですか?これ便利ですよね。
レシピサイトとかを探して検索するより遥かに早い。
とは言っても、ちょこちょこ無い食材混ぜてくることもありますけど・・・。
それでも自分で探したりするよりは全然使えますよ。
マークダウン方式で書いてもらう
ブログ記事等にChatGPTの回答を使用したいとき等、ものすごく時短になります。
だってコピペするだけで見出しまで完了するんです。
![](https://ctrs-jp.com/wp-content/uploads/2023/04/image-12.png)
実際にワードプレスに貼り付けるとこんな感じに出来上がります。
![](https://ctrs-jp.com/wp-content/uploads/2023/04/image-13.png)
どうですかこれ?便利ですよねー。
もちろん実際に使用する場合は内容の確認や文章の精査などは必要ですが
何もないところに1から書き始めるよりは遥かにラクです。
まとめ
以下、ここまで書いた記事をChatGPTに要約してリスト化してもらいました。
- 「深津式プロンプト」は、ChatGPTに命令文を与えることで最適な回答を出力する方法を提供している。 - ChatGPTは確率的に文字を繋げて回答を出力するAIであり、プロンプトを使う際にはその仕組みを理解する必要がある。 - プロンプトのポイントとして、ロールを明確にし、入力から出力を作ること、何を出力するかを明確にすること、マークアップ言語を使って本文でない部分を明確にすること、命令を箇条書きで明確にすること、さまざまなワードで出力する範囲を狭くすることが挙げられる。 - ChatGPTに役割を与え、出力を明確に指定することが重要である。 - 最良の結果を得るためには、ChatGPTとの会話を継続して繋げていくことが重要である。情報を提供するだけでなく、会話を続けることが大切である。
さすが、的確にまとめてくれています。
もうまとめは自分で書かなくても良さそうですね笑
これからもどんどん活用術が出てきて便利になっていきそうですね。